2012/10/11

STAGE55:鹿児島→佐多岬→鹿児島



尽きることのない食欲に胃袋がどうかなりそうなchipoです、こんばんは。
旅が終わってからもこの調子で食べてたら太る危険が危ないです。
一気にメタボ星人に成長しそうです。
気をつけないと!!
継続は力なり、ですね。

さて、本日は本土最○端最後の佐多岬に向かいます。
実家の鹿児島市から佐多岬まで行って帰ってくるルートです。
意外に距離があります。

同行者は62歳のライダーです。

この足です。
50過ぎてから自転車乗り始めたこの足の正体はうちの父です。
50から始めてもやる気があれば大丈夫です。
膨らんだおなかも凹みます。
レッツトライ!

というわけで鴨池港にやってきます。

フェリーで垂水までショートカットをします。
30秒差でフェリーを逃してしまいます。
残念。
30分ほど待って次のフェリーに乗ります。
数が多いので、予約なんて全然いりません。
そして出港!

船から桜島を眺めます。
幸い今日は噴火してないなーと眺めていたところ・・・

ん、あれは?

あちゃー、噴火しちゃいました。
噴火の規模は大して大きくはありませんが風向き次第では火山灰が流れてくる可能性もあります。
このため、鹿児島の天気予報では桜島上空の風向きという枠があります。
洗濯物や換気の目安になります。
すごくコレ大事です。

風向きを見ていたらどうも西向きの様子。
安心して垂水港に降り立ちます。
桜島から逃げるように南下を始めます。

こんな神社を発見。
海岸線沿いはこんな島がいくつもあります。

南国ですねぇ。
のんびりしたくもなりますが、父に置いていかれそうになるので追いかけます。
元気がいいです。

南下を続けると路面の火山灰も少なくなり、快適になってきます。
バイパスができたこともあり、車も少なく非常に走りやすいです。

登っている後姿を追いかけます。
だいぶ、体力が危うそうです。
まだ1/4も走ってないのに・・・。

根占のあたりを越えるとアップダウンが連続して現れます。
とはいっても最大標高180m程度です。

道中こんな看板が。
ナイトスクープかなんかでとりあげられていたような気がします。
こんな辺境にあったんですね。

途中の道路標識に混じってこんな標識を発見。
直線でもそんな遠かったのかとしんみり。
宗谷岬は雨の思い出しかありません笑。

坂でちぎれた父を待ちつつ写真を撮って遊びます。

こんなのが咲いてるとホント南国ですね。
薩摩でも咲いてるんでしょうか。
よく考えたらマンゴーも栽培してます。


程なく合流した父とさらに南下を続け、湾に張り出た堤防を発見します。

どうやらイカが釣れるようですね。
夜は釣り人で埋まってそうです笑。

この後激坂があるから!と先行する父を追いかけて走っていくと、確かに激坂が。

この直後にさらなる激坂が待ってました。
荷物あったら無理でしたね。
20%越えてたんではないでしょうか笑。

頂上で待つかなーと止まったその時でした。
ブブブブブと音がします。
背筋にひやりと悪寒が走ります。
このでかい音はスズメバチの野郎です。
しかも、かなりでかい。
見るのも怖かったので慌てて下りに入ります。
許せ、父!
視界にわずかに入ったスズメバチはかなり巨大でした。
下る途中、野生の猿も見かけました笑

そして佐多岬の料金所へ。
佐多岬自体の所有者が変わるらしく、2012年10月までは有料なんだとか。
2012年11月からは無料になるそうです。

待っている間、写真を取って時間つぶしをします。

ここはここで日本ではないような感覚がします。

合流後、大きなマングローブの木がある佐多岬入り口に到着。
スズメバチはいなかったそうです笑。

ここから先は徒歩になります。
靴を忘れてしまいましたが、行かないのももったいないのでビンディングのまま進みます。

トンネルを通過して登山道のような道を進みます。
しばらく歩くと御堂が突然現れます。

赤の色彩が南国っぽいです。

御堂の前の階段の先に変なものが見えます。

なかなかアクロバティックなソテツです。
何でこんなことになったんでしょう。

ここから更に先に進み、風が強い中隙間から海を覗けます。

落ちたら間違いなく危険です。
恐ろしい。

この青も個人的には好きです!

地平線がかすんでます。
天気が良くてよかったです。


これが展望台。
ここまで登るとは思ってもいませんでした。

この写真のどこかにお堂があるはずなんですが・・・。
わかりませんね笑。

やっとのことで展望台へ到着。

佐多岬の灯台が見えます。
あんなところにどうやって建築したのか気になります。
電気の配線とかどうしたんでしょう。

海も結構荒れてます。


こんなところに縁結び。
こじつけにしか思えないのは僕だけでしょうか。


最南端のしるし発見!
そういえばモニュメントなかったですね。
あえて言うなれば展望台そのものでしょうか・・・。
ちなみに老朽化が激しく、展望台は登ることはできませんでした。

これは灯台とは反対側ですね。

展望台には水洗のトイレが付いてました。
配管とかどうしたんだろうとまた疑問が。


帰る途中に廃墟と化した宿泊施設を見てみます。
こんなところで宿泊する人いなかったんでしょうね。
ソフトバンクは電波入りません。

この廃墟の感じ。
とても侵入したいです笑。

割れてたガラスから中を撮影。
まだ廃墟になってからはそんなにたってなさそうな感じです。
料金所があったりする関係でスプレーで落書きするような状況には陥ってないようです。
貴重な廃墟ですね。

帰りは道を撮影して帰ります。

短いソテツがいっぱい!

道がしっかりしているように見えますが、あまりしっかりしていません笑。

吸い込まれそうな道です。


トンネルに戻ります。
これって千と千尋の神隠しに出てきた光景に似てる気がするのは僕だけでしょうか?

これを越えたら・・・


現実に戻りました。

10月いっぱいまでしか発行されない半券です。


大きいガジュマル。

魔女感を感じます。
昭和新山のカラスをあわせたら多分最高ですね。

帰路は着た道を帰るだけ、ということは、坂がいっぱいです。
激坂はスズメバチの恐怖があるのでやめようということになり、迂回路から帰ることにします。


太陽の位置が変わっているので、景色も大きく変わります。

父が思ったとおりエネルギー切れを起こしてしまったので、待ちながら走ります。
ペース配分は大切ですよ~。


こんな光景あったかなーと思いながら走ります。
ここまで来ればもう坂はありません。

夕焼け時。

朝通ったあの神社が見えます。
これと夕日あわせたら・・・!

ちょっと早かったですかね笑。


薩摩半島に落ちていく夕日を眺めながら北上を続けます。
日が落ちる前に垂水港は厳しそうです。

落ちちゃいました。


実家に戻り、シャンパンが用意してあったので全部飲んじゃいました笑。


明日は実家で寝ます!
以上!


本日の走行距離:161.3km
本日の平均速度:23.8km/h
総合走行距離:8148.2km

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