2012/10/26

STAGE63:徳島→香川→兵庫



いったん神戸に戻るぞとなったら元気になるchipoです、こんばんは。
まだ体調的に戻ってはいないのですが、だいぶ気が楽になりました。
今日がんばって走ったら寝込むことにします。


朝ごはんはこちら。
徳島といえば金ちゃんうどんです。
今勝手に決めました笑。
確かラーメンもありますよね。

徳島から高松はまっすぐ行ってしまうと距離が短いです。
フェリーの時間が15時に乗る予定なので、早く着きすぎても困ります。
体調がアレなので、うどんたくさん食べるわけにも行かないですし。
そうだ、鳴門海峡に行こうそうしようとなります。
淡路側からは幾度となく見ていますが、反対側からは見たことないですしね。
早く着いて休むという選択肢は僕にはありません。
アホです。


途中サイクリングロードを発見します。
鳴門まで行けるのかなーと進んでみます。

どう見ても車道ですが、人っ子一人いません。
車もいません。
こんな道がどれだけ続いてるのだろうと期待してました。

2kmも走らないうちに行き止まりの埠頭。
海に向かって、何がサイクリングロードやねーん!と気持ちだけ投げてきました。
声は出ないので笑。


鳴門海峡に向かう途中に期待していたものがありました。
大塚製薬の力半端ないです。
でも自販機は少ないです。


のぼりのきつそうな橋だったので歩道を走っていたらこんなことに。
結局車道走ることになりました。


橋からは競艇場が見れます。
もちろん歩道なんかないので佇んで見ることは不可能です。
大型車が大変恐ろしいです。


やっとこさ鳴門大橋が見えます。
明石海峡大橋ではありませんよ!
橋の袂にある公園は結構登らされました笑。
展望台には誰もおらず、とんびが飛んでました。

反対側から見るのは初めてです。
あっち側は普段から走ってたんだよなぁと思うと不思議なものです。

じーっと見ててどっかで見たことあるよなと思ってましたけどしょうがないです。
同じ橋を反対側から見てるだけなんですから笑。


下りの標識。
はい、やっぱりそれくらいあると思ってたんですよ。

ここから高松を目指します。
ルート検索によるとアップダウンが始まるということでしたが、結構ハードでした。

登ったところから景色が良かったので一枚。
結構な高さに見えますが標高100mないくらいです。

コンビニなどでのんびりしていたら思ったより時間が迫ってきていたので高松へ急ぎます。
香川県にはいるとうどん屋さんが増えます。
うどん、うどん、うどん、うどん、コンビニ、うどん、他、うどんみたいな流れです。
こんなにあってつぶれないのが不思議なくらいです。
そしてどこも車がいっぱいという。
恐るべし、うどん県。


路面電車ってあまりないのかと思ってましたが、意外にどこでもあるもんなんですね。
鹿児島の路面電車のように芝を敷いたらきれいに見えるのにと思います。

県庁にはこんな注意書きが。
誰か派手に乗り入れでもしたんでしょうか笑。

フェリーの時間がだいぶ近づいていたので乗り場へ向かいます。
うどんは乗り場あたりで食べることにします。
きっとあるでしょう。


ジャンボフェリーです。
この船で4時間かけて神戸に帰ります。
一瞬岡山に渡って一泊した後神戸に向かえばいいんじゃないかと思ったのはナイショです。

気になる料金はなんだかよく分かりませんが、自転車込みで1800円でした。
自転車は無料、さらに自転車の人割引らしいです。
普通に乗るより安いようです。


この船ですね!
結構でかいです。
ジャンボです。

船の出港までにちょっと時間あったのでうどんと思ったら、周りは何もありませんでした。
ただ、チケット売り場にうどん屋さんがあったのでそこでいただくことに。
冷やしうどんて何だろうと思ってみたらそうめんみたいな雰囲気のうどんでした。
おいしかったです。


出港10分前、船の前で待ちます。
太陽の日差しが心地いいです。
風がなければ最高なのに笑。


船の中で自転車はこんな感じです。
ちゃんとスタンドがあります。

客室の座敷っぽいところに陣取ります。
コンセントがあり、充電とかもできるみたいです。
ただ、今更ですが僕は船酔いします。
基本乗り物には弱い三半規管の発達していない男なのです。

というわけでここから4時間寝ます。
一応酔い止めは飲みましたけど、聞かなかったらどう仕様もありません。


1時間半後ふと目覚めたら小豆島でした。
外に出る元気はなかったので中から一枚だけ。
船旅が順調に終わることが証明できればまたうどん食べに来たいなぁと思います。

小豆島出港と同時くらいにまた就寝。
1時間半後起床。
どうやら僕の体は1時間半サイクルでできているようです。

神戸に着くのが19時半なので、ここから1時間半寝たら過ぎてしまいそうです。
それはまずいと起きていることにします。
外は真っ暗。
完全に日は落ちていました。
どうするかなぁとごろごろしてましたけども、どうもおなかが空いてきました。
そういえば船内でうどんあったなぁとうどん食べに行きます。
船酔いはなんとかなっているようです。

神戸についてからまた20km近く走らなければならないのでがっつり大盛りを選択。
船のうどんもいけるじゃないかと思いました。
隣でうどん食べてたご夫婦が「ここのうどんが一番おいしい」とおっしゃってました。
今回が初めてのうどん県だったらしいですが、どうもはずればっかりだったようです。
船のうどん屋のおばちゃんによると、時間帯によってははずれのこともあるとか。
有名なうどん屋でもあたりはずれがあるとか恐ろしい世界です。

うどんでおなかいっぱいになって船内探索に出かけます。
トラックドライバー専用の船室があって、気になりました。
あの中には一体どんな設備があるんでしょうか。

携帯のGPSによるとそろそろ明石海峡大橋ということで一番上の甲板に出てみます。
ものっすごい寒かったです。

おお、確かにあれは明石海峡大橋です。
ずいぶんと懐かしい気がします。
あの橋の袂を出発してからもう3ヶ月になるんですね。
途中下船したかったです笑。

月と明石海峡大橋。
月がボケるのはコンデジのサダメです。

こうやって沿岸部を見ると神戸って街なんだなぁと体感します。
あのあたりが家か~と思うと早く眠りに着きたい気分になります。

橋を過ぎても橋です。
淡路島の観覧車はいつもどおりでした。

19時過ぎに一度準備などをするために自転車の元に向かいます。
すごい排気ガスでした。
5分ほどで準備を済ませて脱出します。
乗船中は車のエンジンはカットしておいてほしいです笑。
船員さん大変だなーと思いました。

19時半まで神戸の町並みをじっくり眺めます。
帰り着いたら通勤していた頃の道を荷物持って走るのかーとちょっと気が重くなります。
この時間からの20kmって地味に遠いんですよね笑。

変わってないなぁと元通勤路を走ります。
荷物があるため通勤していた頃のペースでは走れず信号で捕まりまくります。
一体どんなペースで走っていたんだ、となります。

途中交通事故で通行止めになっていたりもしてましたが、何とか家に到着。
久々の家でしたが、カビ対策のために色々施しておいただけあって、今回は無事でした。
サーキュレーターは40日間よくがんばってくれました。
壊れてません!

明日以降体を休めながら岡山への準備を進めます。
秋冬装備の準備もしなきゃいけません。
よく考えたら今日うどんしか食べてない。
そんなことを考えながら、泥のように眠りに付きます。


本日の走行距離:118.4km
本日の平均速度:23.5km/h
総合走行距離:9451.3km